蟹らーめんの健康効果
【効果1】カニに含まれるキチンは、食物繊維として整腸作用が期待される。
【効果2】カニに含まるキチンは、人の消化酵素で分解されないので、ダイエタリーファイバーとして有用である。
【効果3】カニに含まれるキチンは、着色物質などの有害物質を吸着し、排泄する作用が期待される。
【効果4】カニに含まれるカルシウムは、骨や歯などの成長増進効果が期待される。
商品化の経過
越前フーズでは、平成19年から開発に着手し、大学からの技術指導や情報提供により「蟹らーめん」の商品化に成功しました。
蟹らーめんの特徴
「蟹らーめん」は日本では初めて麺に蟹を丸ごと練り込んだ商品で、舌触り感の良い麺に仕上げているのが特徴です。スープも蟹から抽出した蟹汁であり、まさに蟹三昧です。
技術的には、中身も含めた蟹を丸ごと微粒子化したもので、麺の素材である小麦粉の粒子をより細かくし、これを従来の麺素材に練り込み、舌触り感の良い麺に仕上げてます。
蟹殻の生理作用
カニ殻に含まれる物質とその生理作用
カニ殻に含まれるキチン、カルシウム及びアスタキサンチンには、以下のような生理作用が知られている。
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【1】食物繊維としての整腸効果
【2】着色物質などの有害物質の吸着排泄作用 -
【1】骨や歯の成長増進効果
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【1】ビタミンAの生成
【2】抗酸化作用
【3】関節炎・ピロリ菌による胃炎などを抑制する生理作用
【4】抗動脈硬化作用
【5】抗ストレス作用
【6】目に対する作用・老人性黄班変性症の改善
【7】皮膚に対する作用 / 色素沈着抑制・光加齢抑制・メラニン生成抑制
【8】筋肉に対する作用 / 筋肉持久力向上・筋肉疲労回復
【9】血圧に対する作用・血圧低下・脳卒中発生抑制
【10】脳に対する作用 / 日周リズムの乱れの正常化
蟹に含まれる主な成分の量
【1】キチン 約30% 【2】カルシウム 約70% 【3】アスタキサンチン 微量
蟹らーめん商品化にあたり、アスタキサンチンをとりわけ多く含有する福井産 越前ベニズワイガニを使用!
歯触りが良く、コシのある麺に仕上げるため、蟹殻を5μmの微粒子に粉砕する技術を開発!
本技術で特許取得済み!
粉砕蟹を含有した麺の電子顕微鏡写真
蟹含有の麺の断面(550倍)
→3000倍まで拡大!!